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ちょっと知人友人には見せたくないので避難所として。 ジャンル不問で漫画ラノベの紹介やら感想やらとあと観葉植物とかボディピアスとか。
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『開けてから1週間は絶対に動かさないでくださいね』


……お店の方…、歩くたびにリングがぷりぷり揺れるんですがこれは大丈夫なんでしょうか……?






**





というわけで(?)、かねてより心の中で暖めていたのですが、ピアスホールを開けに渋谷の某Nのお店へと行ってきました。


ピアス自体が初めてだったので、せめて最初は腕の確かな人に開けてもらいたい!と思い調べたところ、どうやら高評価らしいのでと一念発起して仕事帰りに向かったのですが……


そもそも、渋谷という場所がよく分からない。
地図を見ると109を越えた場所にあるらしいのですが、そもそも109ってどこよー的なレベル。完全に田舎者です。


お得意のgoogleマップ片手に歩く事数分、ようやく住所にあるオ●クビ●ッジに到着。
そしてどこにあるかが分からない。

ひとまず部屋番号は404らしいのでうどん屋の奥にあるエレベーターで4階には行ってみたものの、どう見てもアパートの廊下に到着。
google先生に聞いてみると、曰く

『アパートの一室みたいなところがお店になっていて、看板があるだけ』

とのこと。
確かにアパートではあるが…、看板なんてどこにも無い。
ていうか一つは民家じゃね?


聞けばピアススタジオは違法なものが多いので、ちょこちょこ検挙されているらしいが・・・よもや事後だったりはしないだろうな…


そんな不安を抱きつつも捜索再開。
下のうどん屋のおじさんに聞いてみても知らないと言われ、3階の美容室で聞いても知らないそうな。







――――若干狐につままれたような感覚になります。ネットにのみ存在する架空のお店だったり・・・?







いやいや、ちゃんと公式ツイッターもあるんだからそれは無いだろう。(1年程呟かれてないけど)
というわけで捜索再開。



そして発見。
どうやら乗るエレベーターを間違えていたらしい。アホかお前は。アホだ俺は。

というわけで閉店30分を切った頃、ようやく入店。







**





薄暗い廊下を進んだ先にある、どこにでもありそうなアパートの一室。そのドアには店名のロゴが。
確かにここが目的のお店らしい。
完全に締め切らず少しだけ開いたドアの奥には、お客さんと思われる女の子が一人、順番を待って座っていた。

正直、ものすごくアングラな場所を想像していたのでほっと一安心でした。
が、未なお戸惑っている中でそうそう緊張が止むはずも無く、若干挙動不振になりながらお店の人に事情を説明。


ピアスは初めてだということと、軟骨(ヘリックス)に開けたいということ。それらを大変なヘタレさながらの態度でぼっそぼっそと伝える。
部位はどこかと聞かれた時も素直にヘリックスだと言ってしまえば簡単だったろうに、ド素人が専門用語を口にするのが躊躇われて思わず軟骨軟骨連呼していたのだからあほすぎる。



それに対し、お店の方は慣れたように

・初めてのピアスが軟骨だと痛いが大丈夫か
・開けてから半年は外す事も、透明なピアスで隠す事もできないが大丈夫か
・年齢は18を越えているか。越えているならば身分を証明できるものの提示を
・ファーストピアスはバーベルかリングか
・他に、石の付いたものもあるがどうするか(その場合は値段に変動あり)

と聞き、その中でピアッシングについて簡単な説明をした後冊子を差し出し座って待つよう促す。

冊子には、サイトにあったものより詳しい説明が記載されており、耳をはじめ、手足や口内・その他ボディピアスの各部位の名称が入った挿絵と、消毒の方法など一通りの事がまとまっていた。

性器のピアスとか都市伝説かと思ってました(クリスティーナとかどんなトンチかと)。
GetBackersバリのアングラ世界ではなかったにせよ、後ろ暗い事が何一つ無いお店という訳ではないようです。




**




待つ事数分、恐らくピアッシングをしてくださる方がやってきて、先に待っていた女の子が部屋を出た。
途中黄色い声で「絶対痛いですよー!」と言っていたが、思っていたよりも若い子なのかも? 最近は不承な面構えの子が多いので年齢が分かり難いです


そのまた数分後には別のお客さん(ガタイの良い強面兄さん)がやってきて、2週間前に開けたというセンタータン(舌の先端)のピアスの外し方指南を受けてました。

前述同様ではありますが、センタータンとかも二次元かと思ってました。
(どこぞのサイトでは舌が二股に裂けた(スプリットタン)写真などもあったが、ネット内での恐怖映像はコラだと思っているのでそこまで本気にした事が無かった)


ちょっと勇気を出すだけでこんなに身近にファンタジックな世界が広がっているんだなぁ、と実感しました。炬の想像するファンタジーよりずっと夢は詰まってませんが。



そうしている間に、先ほどのおじさんがやってきた。
いよいよ自分の番らしい。





**




通されたのは隣の部屋でした。
google先生にあらかじめ聞いてはいましたが、404は総合受付のようになっていて、実際に施術を行う場所はお隣の405なんだそうな。

通された部屋はだいぶ小さな1Kといったところ。もしかしたら1Rだったかもしれません。
奥には確実に「器具」であろう、使い捨て医療器具のように個別包装されたニードルやよく分からないものが詰まれた一角と、
一人で座るには大きめなソファが一つ。そこには手鏡も用意されていた。

促されるまま荷物を降ろしソファに座ると、少し会話をして緊張をほぐし、そこから諸注意などを受けるという流れ。
左のヘリックスなのでソファの背もたれに頭を乗せて、左耳を上に向けるようにと促される。

基本的なヘリの位置はこの辺りだが、これよりも上にするか、下にするかと聞かれ、若干下をとお願いすると、なにやら青紫色のペンで印を付けられた。
そして支持されたとおりに横になると、そのままニードルで一突き。

ネット情報だと「ごりって音がする」や「ロブよりもずっと痛い」といったコメントが多くありましたが、全くそんな事も無く、あっさり終わってしまいました。


「どうでしたか?」


おじさんに早そう聞かれ、「思ってたよりも痛く無かったです」と答える。

その後、最初のうちはピアスに触れないようにということや、1週間くらいはこういうケアを行い、1ヶ月後に調子がよければこういうケアをするなど細かく説明を頂きました。

今は開けたばかりなのでズキズキと熱を持っているが、これはすぐに治まりますよということと、これと同じ症状が再発した時は危ないのでご来店を、ということ。
特に何も無ければ半年程度でホールが完成するけれど、向こう1年は外さないほうが無難だという事。それから、そもそもピアスは無理に付け替える必要なんて無いとの事。当店のピアスは100年は持つので大切にしてください、との事。
これらの説明を受け、そのまま店を後にしました。





こうして炬の初ピアスは恙無く終了しました。







**





そして、冒頭へ戻る。





























・・・最後に蛇の足。


受付(?)のときに部位やピアスの形状などを選ぶのですが、その際ゲージをどうするかと聞かれました。

「14Gと16Gがあって、ボディピアスでは16Gが標準ですよ」

と説明を受けたのですが、初めてで太いのはちょっと勇気が無かったので14を選択しました。




――――が。

後々になって調べてみると、どうやらこちらの方が太かったんだとか。
場の空気とかでテンパって適当に即決した俺あほす


いやだが待てよ、ピアスにおいては大は小を兼ねるのか?兼ねてもいいのか?それならば微妙にお得感がある気がするんだが。

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性別:
非公開
職業:
社畜あるいはIT土方
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[12G] ロブ1 (2011/07/17~): 渋谷N
[12G] ヘリ2 (2011/09/10~): 渋谷N
[16G] ロック (2012/01/21~): 原宿E
[14G] ナーコン (2012/03/31~): 中野T
[ 0G] ロブ2 (2012/08/26~): 大宮G

ピアス(右):
なし
(ロック2連予定!)


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※2013/11/10更新
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